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第63回青々水彩公募展

7月3日(日)実家の母と  青々水彩公募展を見てきました。

6月の後半あたりから九州各地は記録的な量の雨が降り  1か月分の雨が数日のうちに降って  
各地で雨の被害のニュースが  毎日放送されていました。
もう雨はたくさんだと  雨の降らない快晴の日を  心待ちにしていたのすが。  
7月に入り雨は止んで  1日の日は快適にすごせて喜んだのもつかの間  2日あたりから気温30度以上  
湿度の高い熱風が吹いてきて  不快指数はピーク   冷房のない部屋にはいられない状態でした。

その日は会場について  会長の松尾忠之さんにお会いして  お互いに最初に出た言葉が
「あついですね・・・・・・」 っと思わず出てしまいました。

話がちょっとそれてしまいました  青々水彩画展は戦後すぐから始まった  伝統と実績のある  
素晴らしい公募展です。

CIMG6737 (2)森の向こうに 林田ミチコ
森の向こうに        林田ミチコ

ベテランの林田さんの作品です。林田さんは森とか山の木を絵の題材にされることが多く  展示会で拝見するたびに
少しづつ進化されていられるように思います。  森の向こうの方に向かって歩いている二人  私の勝手な想像ですけど
右側の女の子が子供の頃の林田さん  左は林田さんのお父さんではないかと思うのですが

CIMG6739 (2)甘いよ食べてみたら 古賀昭子
甘いよ食べてみたら             古賀昭子

甘い果実が画面いっぱいに描かれていて  果実の枝は横に伸びているので  横長のワイドな構図は
この絵にピッタシだと思います。

CIMG6740 (2)たゆたふ 林一也
     たゆたふ                       林一也

まるで目の前のソファーに  若い女性が横たわっているような  細密でリアルな表現です。
作者の意気込みが伝わってきます。

CIMG6741 (2)小さな旅立ち 兼行光代
  小さな旅立ち         兼行光代

私もちょうどこの子と同じくらいの  年齢の孫がいますので  兼行さんの気持ちがわかるような気がします。
かばんに描かれている  機関車トーマスのイラスト  シャレタ感じがします。

CIMG6746 (2)街角 内田時江
    街角               内田時江

内田さんは以前は  花の絵を出品されることが  多かったように記憶しています。
最近は風景画を出品されるようになりました。   この作品はたぶん外国の風景ではないかと思いますが
特に家に白い壁が  ユトリロのパリを描いた絵を  思い出すようなシャレタ絵に仕上がっています。

CIMG6748 (2)梅雨の頃 下田明子
  梅雨の頃           下田明子

葦ペン画でおなじみの下田明子の作品です。  会場で見たときは少し物足りなさを感じていましたが
今こうして記事を書きながら絵を見ていると  地味だけどいい味が出ている  いろんなことを連想させてくれる
面白い絵だと思います。   描かれている花は決して美しい花ではないのですが   どこにでもありそうな
庭の情景がよく出ているのではないかとおもいます。  かざりけのない生活そのものです。

CIMG6749 (2)三池港の夜明け 山下定行
    三池港の夜明け                   山下定行 

約20年前私が水彩画を描いていた頃  青々水彩公募展を初めて拝見させて頂いて  出品者意気込みと
レベルの高さに    感銘を受けて私も3回ほど公募展に出品させていただきました。  
当時は熊本県展・荒尾総合美術展などで油絵をを見る機会は多かったのですが   自分も描いてみようという
気にはならずに  自分に身近な風景や静物画を絵の題材にすることが多い 水彩画にひかれて始めたのを          
思い出しました。   そのころの地方の公募展はどこへ行っても出品者数がおおくて   絵のレベルも高くて
久留米の西部水彩画展・柳川美術展などもよく見に行っていました。

山下さんは80代の高齢となられましたが  年齢を感じさせない力作を出品されました。
奥の方から昇ってくる朝日が   柔らかなひかりを放ち  あたり一面を優しく照らして
空は朝焼けの瞬間を見事にとらえて  手前はまだ少し薄暗い中を  左から右に舟をこいで
これから仕事に出かける初老の夫婦が見事に描かれています。  朝日の情景を表現するのに
これ以上の舞台設定はないのではと思います。

CIMG6750 (2)三池闘争ピケ隊 松尾忠之
      三池闘争ピケ隊                松尾忠之

会長の松尾さんの作品です。  ストライキで座り込みして頑張っているピケ隊の皆さんの   真剣なまなざしが
伝わってきます。  もう50年以上前の三池争議ですが  昔の人は危険と隣り合わせの坑内で働き
労働争議では命がけで戦って敗れはしたものの  その心意気は歴史として残り  後世に語り継がれるでしょう。

後ろの炭労の旗の落ち着いた赤と  ピケ隊員が座っているむしろの色が  基調色になっている明るいグレーの
対比が心地良いです。  青々水彩の方皆さん白の使い方が上手だと思います  きれいなグレーがでています。

CIMG6751 (2)窓際の花 佐藤健三
  窓際の花          佐藤健三

ユリの回りに活けてある小さな花たちが  主役の赤と白のカサブランカを引き立てています。
綺麗な淡い色でまとめられています   少しウエーブのかかったガラスの花瓶が面白いと思います。

CIMG6752 (2)耶馬渓の朝 高田正彰
 耶馬渓の朝             高田正彰

昨年耶馬渓に紅葉を見に行ったのですが  残念ながら気温が高すぎて葉っぱが色づいていませんでした。
紅葉を描いた絵をあまり見たことがないのは  紅葉自体は美しいけど絵の題材にするには紅葉と対比させる
物がないからではないか  と ふと思いました。  

しかしこの絵の中には  切り立った岩場が下の方の紅葉をひきたてています。 岩の間にはまだ色づいていない
グリーンの葉っぱと紅葉しかかっている葉っぱがあり  岩と紅葉の関係を近くしています。
絵のサイズはあまり大きくないサイズですが   岩はいろんな形があり  下の紅葉もいろんな色で描き分けてあり
手の込んだ大作にもひけをとらない作品になっています。  紅葉を絵にしたい方にはうってつけの場所だと思います。

CIMG6754 (2)八十前の笑い 沼野なお美
  八十前の笑い  沼野なお美

スケッチ風に短時間で  サラッと描かれていて  少し重厚な作品が続いていたので
ホット一息 心を和ませてくれる作品です。  お花畑に行かれた時のtwoショットでしょう。

CIMG6755移りゆく 川島房子
  移り行く          川島房子

これまでの作品とはうってかわって  心象的な表現の  心に浮かんだいろんな断片
身近なペットや小物を整理しながら  画用紙の上に並べて  絵にしていく制作の仕方
かと  思われます。


皆さんの作品拝見させていただいて  心に残った作品の印象を記事にさせて頂きました。












      







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[ 2016年07月11日 15:00 ] カテゴリ:絵画展 | TB(0) | CM(0)

松尾忠之絵画展

 2月2日(火)〜7日(日)、大牟田文化会館で松尾忠之さんの絵画展が開催されました。わたしは、5日(金)に母と一緒に見に行きました。何年かまえに下井手のアトリエにお邪魔して、絵を見せて頂いたことがあります。

朝陽阿蘇リサイズ
                   朝陽阿蘇 F40

いただいた個展の招待状にプリントしてあった絵で、実物をまじかに見ると、期待通りの素晴らしい絵でした。
冬の寒い朝の日が昇る前の阿蘇の情景がみごとに再現されていて、自分がその場にいるような気分です。

初夏のころリサイズ
                     初夏の頃 F100

今度は前作と季節は、まるで逆で、夏の高原の白樺の林を描いた作品です。高原の避暑地で
涼しいそよ風が吹いているような、その場の空気を感じさせてくれるような絵です。松尾さんの話によれば
40代の一番元気の良い時代の作品ということでした。

山を舁くリサイズ
              山を舁く  F20水彩

博多祇園山笠は、福岡市の博多区で毎年7月1日〜15日にかけて、開催される700年以上の伝統のある祭りです。
山笠を担いで市内を回ることを山を舁くと言うそうです。勢水をかけられて水しぶきをあげながら、山笠を担いで走る
男性が力強く描かれています。

秋月風景リサイズ
                秋月風景 F8油彩

福岡県朝倉市にある紅葉の名所で有名な観光地です。

松屋デパートリサイズ
               松屋デパート F20油彩

1937年(S12年)開業、石炭の街大牟田のシンボルとして、愛され続けてきた松屋でしたが、2004年(H16年)に
閉店しました。映画館通りから見た松屋と思いますが、懐かしいですね。

すいせんリサイズ
水仙  F4 油彩

F4号の小品です。水仙の花の特徴が上手く表現されていて、よく観察されていると思います。

(1)バラリサイズ
         バラ(1)  F6 油彩

上の比較的オーソドックスな表現の水仙に比べると、思いっきり自分の解釈ででバラが表現されています。
ちょっと薄暗いグリーンのバックに映える左側の落ち着いた色の赤いバラ、葉っぱのグリーン がまたこの赤いバラに
ピッタシの地味な色なのですよ。そして対比するように右側の黄色とピンクのバラと花瓶は自ら光を出して発光しているようです。

春雪リサイズ

                 春雪   油彩   F100 日展入選作
松尾さんの話によれば、約30年くらい前に大牟田に大雪が降った時に描いた絵を、ずっとあたためておいて、この大作が
完成したそうです。

目録リサイズ



会場で写してきた作品の写真を見ながら、ブログの記事書いたのですが。

ふりかえって出品された作品を、何回も見ていると、絵の素晴らしさはもちろんですけど、

長年にわたって誠実に絵と向かい合ってこられた画家の良心に触れたような、

松尾の絵画展でした。


作品をクリックすると拡大表示できます。













 







[ 2016年02月09日 22:51 ] カテゴリ:絵画展 | TB(0) | CM(0)

大牟田市立病院   第222回ギャラリー展 塚本猪一郎カレンダー展

 大牟田市立病院には、これまで3回入院したことがありますが、通路やロビーに展示してある、多くの絵をみて、心が落ち着いたりして癒されたことを思い出します。
 病院の受付の左側の通路を少し奥に進んだ左側に、少し狭いスペースですが、ギャラリーがあります。

 ギャラリーでは、1月4日から2月13日まで、塚本猪一郎カレンダー展が開催されています。

CIMG6134リサイズ
                     ギャラリー展の案内

CIMG6130リサイズ

最初の印象は、すごく新鮮に感じました。余白がたっぷりあって、ゆとりがあるというか・・・・・・・・

それよりも、自分が日ごろ描いている絵や、見ている絵とは全然違う世界なのです。


上の方にある、黒い絵具で描かれた物体は、帽子のようなかたちをしています。 その下のもっと太い黒で

描かれたものは左に向かって歩いている人の足のようにも見えるのですが、


ずっと見ていたら、はじめに帽子に見えた形は、UFO(私が子供のころは円盤とよんでいた記憶があります。)が

街の上空を飛んでいるようにも見えてきました。


オレンジとカドニウムイエローを混ぜたような色で、面と線で描いて、その上に赤をちらし、仕上げに黒を使って

こまかいまるを横に並べて、今度はこまかいまるに対比させるように短い横の線をたてにならべて、最後は

漢字の人のようなかたちを、黒い太い線で描いて、人に帽子をかぶせた。


と・・・・・・・・・・・

制作過程を推理してみました。




CIMG6131リサイズ CIMG6132リサイズ CIMG6133リサイズ
4枚の絵で1年分のカレンダーになっています。

カレンダーといえば、銀行・車屋さん・電器屋さん・その他から頂いたものをどこの家庭でも利用されています。
毎年12月になると、書店にいけば、好みのカレンダーが1000円前後で買えるわけですが、カレンダーを絵にした
作品をみるのは初めてです。



抽象画とは、

              ネット調べてみました。

事物の写実的な再現ではなく、点・線・面・色彩それ自体の持つ表現力を追求した非具象的な絵画


具象画は画家によって描かれ完成された作品で、見る人の創造性が立ち入る余地はない。 対し抽象画は
画家とそして見る人によって創造される絵と言ってもいい。見る人の想像力をかきたてる。


今日は、絵を見ながら、いろいろと想像したり、

見た絵について語りたくなったり、

あっ ⁈   そう言えば自分も、過去に線・まる・三角・点など使って気ままに落書きしているうちに

いろんな形を対比させて、抽象的な表現したこともあるぞ。   っと

充実した一日でした。











[ 2016年01月31日 12:41 ] カテゴリ:絵画展 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

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Author:FC2USER369468ZKJ
 ニックネームは ・・・とし 
葦ペン画を描いて10年になりました
現在3ヵ所の葦ペン画サークルで指導をしています

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